出前講座 & てるてニュース12月号

鑑石園高齢者地域支援窓口の渡辺です。前回および前々回の投稿では、地域支援窓口の活動の「移動相談」についてご紹介しましたが、今回は「出前講座」についてご紹介します。冒頭に掲載した写真が、まさにその「出前講座」を行っている様子を写した写真です。

8月23日に掲載した記事の中に、高齢者地域支援窓口の説明チラシの写真がありますが、その中に出前講座の項目があり、「介護予防、感染症予防やその対応等さまざまな内容の出前講座を開催します。」と書いてあります。地域支援窓口に対して、市の高齢者支援課や地域包括支援センターや悠容クラブや「いきいきサロン」などから出前講座の依頼があります。その依頼に応じて出前講座を実施しています。

冒頭の写真は、悠容クラブ「木の宮会」で出前講座を行っている様子を写した写真です。「木の宮会」から富士市北部地域包括支援センターを通して出前講座の依頼があり、「木の宮会」の代表の方と打ち合わせをして、「冬の健康管理」というテーマで出前講座を実施しました。

今回の講座は約70分間でした。まず「冬の健康管理」についてのお話を約30分間させていただき、その後全員で健康維持のための体操を少し行い、最後にプリントを使用して脳トレのクイズを行いました。参加者の皆さんは熱心に取り組んでくださり、講師としてもやりがいがありました。

次にその「冬の健康管理」について書いている「てるてニュース12月号」をご紹介します。

これらの記事の中で、私が高齢者の皆さんに対して、今の時期、特に申し上げたいのは、表面トップに記載した「温度差に気をつけよう」です。温度差の変化に身体が対応できずに健康を害する、いわゆるヒートショックと呼ばれる現象に気をつけることです。日本の消費者庁が一般向けに出している資料によると、冬の浴室ではヒートショックが起きやすく、平成元年度の高齢者の浴槽内での不慮の死者は4900人、その前年度は5072人です。平成元年度の高齢者の交通事故による死者が2508人、その前年度は2646人、という数字と比較すると、浴室での事故死がいかに多いかです。

ご紹介させていただいた「てるてニュース12月号」及び消費者庁で出している資料は、鑑石園高齢者地域支援窓口の渡辺までお問い合わせいただければ、コピーを進呈いたしますので、ご連絡ください(TEL 52-0085)。