初詣&てるてニュース12月号・1月号

鑑石園高齢者地域支援窓口の渡辺です。タイトル(表題)の画像は、1月16日に鑑石園の原田清流クラブの皆さんが、富知六所浅間神社(三日市浅間神社)へ初詣に行った時の写真です。この神社には、お正月は初詣、夏は風鈴祭り、秋は菊花展見学と度々お世話になっております。富士市内の神社の中でも中心的な役割を果たしている神社の一つで、多くの参拝者が訪れる神社です。

利用者様4名、職員2名で行ったのですが、写真を掲載してほしくないという人もいて、掲載にオーケーしてくださった方のみ写っています。プライバシー保護のため、広報活動で写真を掲載する際には、必ずご本人ないしはご家族の承諾を得るようにしております。なお車酔いするので車で遠くには行きたくないという利用者様もおられるので、外出の際にはいろいろと配慮が必要です。

それでは次に「てるてニュース12月号」と「てるてニュース1月号」をご紹介します。まず12月号は「高齢者みまもりサービス」についての特集です。これは富士市の福祉サービスの一つで、一人暮らしの高齢者の生活上の不安を緩和するためのサービスです。一人暮らしの高齢者が、緊急に相談したい事柄ができた時に、電話で相談に乗ってもらえるというサービスです。

このサービスのポイントは、急に体の状態が悪化して、救急車を呼ぶことが困難になった場合でも、身に付けたペンダントのボタンを押すだけで、コールセンターの職員の判断で救急車を呼ぶなどの措置を取ってもらえるという点です。しかも一人暮らしで収入も少ない方(住民税非課税の方)は、無料でこのサービスが受けられます。

このサービスを受けるには、市役所の高齢者支援課に申請する必要がありますが、鑑石園の高齢者地域支援窓口で申請の代行をしますので、ご希望の方は、高齢者地域支援窓口の渡辺敬和までご連絡いただければと思います。

次に、令和6年1月号は「冬に多い事故」についての特集です。高齢者地域支援窓口で発行している広報紙なので、もちろん高齢者に多い事故を取り上げています。詳しくは、実物を読んでいただきたいと思いますが、ポイントだけ少しご紹介します。

高齢者の「冬に多い事故」は、「お餅による窒息事故」と「お風呂での溺死」です。「お餅による窒息事故」については、簡単に想像がつくと思います。高齢になると、食物をかみ砕いたり飲み込んだりする力が弱くなるので、特にお餅を食べる機会の多い1月に、お餅による窒息事故が多くなるわけです。

次に、「お風呂での溺死」ですが、これがなぜ冬に多いのか、説明を要すると思います。簡単に説明すると、冬は脱衣所が寒く血圧が上昇するのに対して、お湯に入ると温かいので血圧は下がるということで、入浴時に急激な血圧の変動が起きやすく、入浴して血圧が下がった際に、頭に行くはずの血液が減って意識を失い、溺れて(おぼれて)しまうということです。

令和3年の溺水による高齢の死亡者6458人の内、浴室内での死亡者は4750人で、交通事故による高齢の死亡者2150人の2倍以上です。寒い時期に入浴する際の注意事項を「てるてニュース」に書きましたので、ぜひお読みいただきたいと思います。

毎回お知らせしていますが、「てるてニュース」の実物をほしい方は、鑑石園高齢者地域支援窓口の渡辺までお電話ください(TEL0545-52-0085)。メールでPDFファイルで送ることも可能です。なお、滝川福祉センターには、いつも数枚置いてあります。