妙善寺&てるてニュース2月号

鑑石園高齢者地域支援窓口の渡辺です。タイトルの画像は、特別養護老人ホーム鑑石園から直線距離で100メートルほどの所に所在する「妙善寺」(みょうぜんじ)という寺院の写真です。

鑑石園の利用者様のお散歩(歩行訓練)で境内にお邪魔したり、鑑石園での大きな行事の際には駐車場をお借りしたり、とてもお世話になっているお寺様です。

この妙善寺には、観音堂があります。この観音堂は、奈良時代の天平勝宝元年(西暦749年)、聖武天皇の勅(みことのり)により僧の行基が全国81ヶ所に創建した観音堂の1つと言われています。次の写真がその観音堂です。

 

現在のお堂(観音堂)は、江戸時代の始め(西暦1645年)に再建され、さらに昭和4年(西暦1929年)に大修理されたものです。観音堂の入り口の向かって左側には「富士市指定有形文化財」の内容を記した掲示板が立っています。次の写真がそれです。

ところで、2月の投稿で「妙善寺」をご紹介させていただいたのには、理由があります。それは、例年2月頃には妙善寺の大祭があるからです。昔から旧暦の1月17日(現在の暦では2月頃)には、秘仏(十一面千手観世音菩薩像)の御開帳を行う大祭が行われてきました。その日は境内に露店がたくさん出て、にぎやかな一日となります。私も子供の頃は、お祭りの日が近づくとワクワクして、当日には親からお小遣いをもらい、お祭りに行ったものです。

残念ながら、去年も今年も、新型コロナウイルス感染症がまん延している関係で、露店は出ませんでした。御開帳のみの静かなお祭りとなりました。来年は、ぜひ露店の出ているにぎやかなお祭りの写真を掲載したいと思っています。

なお妙善寺は、桜の花がきれいなお寺でもあります。境内には約60本のソメイヨシノの木があり、3月後半から4月にかけて、みごとに咲き誇る桜の花が見られます。昨年の桜の花の風景を写した写真を住職様が提供して下さいました。次の写真がそれです。

今回の投稿では、妙善寺ご住職の長島宗深様の多大なるご協力をいただきました。ありがとうございました。

さて次に、「てるてニュース2月号」をご紹介します。2月号では、年明けから日本でも猛威をふるっている新型コロナウイルス・オミクロン株について書きました。

毎回お知らせしていますが、「てるてニュース」の実物をほしい方は、鑑石園高齢者地域支援窓口の渡辺までお電話ください(TEL52-0085)。メールで、PDFファイルで送ることも可能です。なお滝川福祉センターには、いつも数枚置いてあります。